このパッケージをビルドすると、以下のプログラム群が作成されます。
大抵の環境で、
$ ./configure $ make
でビルドできます。
インストールすると PREFIX/bin にツールが、 PREFIX/sbin にサーバがインストールされます。
インストールするバイナリごとに仮想ターゲットを用意しています。
# make install # make install_normal (ツールとサーバをインストールします。 yaskkserv_normal は yaskkserv という名前でインストールされます。) # make install_simple (ツールとサーバをインストールします。 yaskkserv_simple は yaskkserv という名前でインストールされます。) # make install_hairy (ツールとサーバをインストールします。 yaskkserv_hairy は yaskkserv という名前でインストールされます。) # make install_all (ツールとサーバをインストールします。 yaskkserv_simple, yaskkserv_normal と yaskkserv_hairy はそのままの名前でインストールされます。)
gcc-3.3 系 + メモリが少ない機械ではコンパイラのバグを踏んでビルドに失敗することがあります。 gcc-4 系を使うか、メモリの多い機械でビルドする必要があります。作者の環境ではメモリが 256M の機械ではビルドに失敗、 512M の機械では成功します。
まず yaskkserv_make_dictionary で専用の辞書を作成する必要があります。
$ yaskkserv_make_dictionary SKK-JISYO.L SKK-JISYO.L.yaskkserv
以上の操作で SKK-JISYO.L から SKK-JISYO.L.yaskkserv が作られます。
作成した辞書を指定してサーバを起動します。
$ yaskkserv SKK-JISYO.L.yaskkserv